プロジェクトX 限界を超えた通話 ~24汁に挑んだ男達~ 後編

前回のあらすじ





アニメ老人会




男達は重大なミスをしていた。

なんと、なんのアニメを見るか決めてなかったのである。


2時間しかないアニメタイム。

それでいて三人とも盛り上がれそうな、未視聴のアニメ。

選ばれたのは…。











↑なんのオタクだったのか思い出しちゃったあ(三人とも履修しているコンテンツが実はあんまり被ってない)



ソシャゲのリセマラをしながら現れた声優学助教授も加わり4人で鑑賞。

声優陣が豪華で男達も笑顔が止まらない。

↑原作設定を新たな切り口から掘り下げていて、突飛でありながらも原作に対するリスペクトが非常に高かったです 良質な東方二次創作


↑第三話が公開されたときが第二回24汁だなっつって笑ってた記憶があります

今年のコミケで出たらしいです ちなみに24汁は今年の大晦日で4回目です









苦しい時間帯



男達は重大なミスをしていた。

新しいゲームとはいうが、なんのゲームをするか決めてなかったのである。

どんどん明らかとなっていく計画の杜撰さ。

しかし男達は止まるわけにはいかない。


しかし14時間喋り続けた彼らからまともな案が出るわけもなく、さっき見たアニメに影響されて東方配信合戦がはじまった新しいゲームとはなんだったのか




↑あかげいがこのヤバいコンディションで紅魔郷Exをクリアしていてマジで人間じゃないだろと思いました







無我の境地


東方をプレイしさらに精神を疲弊させていく男達バカ?



それを救ったのはテニスの王子様ミュージカルだった。

放映を任されたプレーミー、テニミュに造詣の深いウマ研、起床しはじめたオタク。

汁に再び、続々と人が集まりはじめた。




↑イメージ図



再び

乾VS柳で再び最大視聴率を記録。

4年と2か月と15日は名曲


↑やはり、乾貞治は汁だけの男ではなかった(この台詞に癖がついてる)






↑無我の境地に入ってるのは俺らのほうだよ(基本的に静かに見てたけどプレーミーの放送が止まるたびに罵声が飛んでて最悪だった)



あまりに盛り上がったためテニミュは急遽延長放送される

それに伴ってバンドリライブ上映会は灰燼に帰した




↑イメージ図










染み渡る汁


起床してから25時間。

男達はのろのろとキッチンに向かう。

もはや口に何も入れずに寝たかったが、戦いはまだ終わっていない。




↑料理に工夫する余裕がなかった(byあかげい)


口をつけると、汁が身体中に沁み渡る。

なんだか涙も出てくる。


男達は確信した。





汁は世界を救えると。

我々が歩んできたこの24時間は間違いではなかったと。









ボーナスステージ






↑完全勝利



27時間経過。

ついに待ちに待った酒が解禁される。


もはやすべてのイベントは終わった。

これからは無法汁の時間だ。


グランドフィナーレとあって、様々なゲームが配信され、思い出話にも花が咲く。

気付けば陳アが完全に沈黙していたが、他人のことを気にする余裕はない。

はっきり言うとこの辺からもう全く記憶がない。


↑FGO脱衣麻雀の配信をはじめたアホの打牌に文句を言っていたところまでは覚えている




そして23時30分、そこより先の記憶は失われた。





↑起きた瞬間めちゃくちゃ罵倒されて悪態をつく男の図






完走者、1名。

30時間の戦いは、幕を閉じた。















あの戦いは何だったのか


エンディングテーマ:ヘッドライト・テールライト


語り継ぐ人もなく

寝不足の先の先へ

朝に人去る苦しみは

忘れられても

ヘッドライト・テールライト

汁はまだ終らない

ヘッドライト・テールライト

汁はまだ終らない





↑一人だけ朝まで汁に取り残された死人




30時間の通話は決定的に男達の健康を破壊していた。

彼らはその後のGWをひたすら療養に費やすこととなった。



さらに、唯一完走を達成したあかげいはその後頻繁にゲーム中突如寝落ちするようになるなど、後遺症に今も苦しめられている。


男達が目覚めた朝。反省会が行われた。

そこで挙げられた内容として


・スケジュールはちゃんと決めたほうがいい

FGO脱衣麻雀は配信禁止


・「そもそも30時間も汁をする必要なくね?」












……今の24汁は17時間に短縮され(え?)、様々な新イベントが提案され大きく様変わりした。

人気投票企画やその他の参加型企画など、24汁は回を経るごとに改善を重ね今に至っている。

第4回24汁では記念企画として汁AdCが開催、大きな盛り上がりを見せた。





だが、忘れてはならない。





現代の快適な24汁の陰には、男達の尊い犠牲があったことを。

壮絶な人体実験の果てに、得られたものだということを。



























あとがき(蛇足だから読まなくていいです)




──今日も汁メンは関東でいつものように遊んでいるのだろう。

いつもの面子で、いつもの様にお酒を呑んで、いつもの様に紙で戦って、いつもの様に声優イベントに行く……。

でも、決して世界はループはしていない。何故なら、陳アもあかげも他の汁メンも、Twitterでその様子を見ているこの僕も、その事を記憶しているから。

その記憶が毎日を少しずつ楽しくしていくのだから。





30汁は塗炭の苦しみでした。昨日のことのように覚えていて、中々忘れられません。

……ですがその一方で、この頃はまだ汁全盛期の主力コンテンツである最大尊敬や電車でDが存在していないと考えると、それはとても昔のことのようにも感じます(そういえば2020春は進藤あまねもまだライブしてなかった)。

むしろ自分の認識もこっち寄りで、(ニートを経て曲がりなりにも)社会人になった今、大学時代が急速な勢いで遠い過去になっていくのを感じています。


今でもたまに思い出として振り返ることはあったんですが、折角なのでTwitterやDiscordを掘り返してまとめてみました。

振り返ると、2日目は大したことやってないんだなって感じです、マジでなんで30時間もやったんでしょうかね



そういえばブログ面白い!というありがたい反応をいただいたんですけど、汁メンやネタを送ってくれた人が面白かったお陰だと思います。

身内ノリの言葉やネタ、界隈が広がっていくのはなんか嬉しいですよね。

その辺大学時代からなーんも成長してませんけど自分は本当にそうです(某botとか結構反省している)。

記事書くのマジで辛かったんですけど(頭がTwitterの140文字プラットフォームに最適化されていて長文が書けない)、面白い記事も沢山見られて北でのつらい社会生活の活力源になりました。



身内ノリ全開の記事でしたが見てくださりありがとうございました。

汁に興味が出た皆さんはこのブログでツイートが載っている@akg1919さんにリプしましょう、たぶん入れてくれます。






↑今年の24汁スケジュールです、もう12時間後には開催なんて怖いですね





今年は、汁で年越し、しよう!






*Special Thanks*

30時間を共に戦った戦友 陳ア あかげい

24汁中のツイート記録担当 さくゃん

上同・ラジオ(勝手に)録音・テニミュ担当 プレーミー

ラジオ企画・おたより 運河洋平

(まとめて)アドベントカレンダーを書いてくれた皆様

ブログを見てくださった皆様

あかげい倶楽部公式共同ブログ

リョナ界の不動遊星としてTwitter界隈を掌握した赤羽鯨太郎氏を中心に結成されたグループです 社会適合者・睡眠健常者・味覚正常者によって構成されています

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